【新世紀エヴァンゲリオン】エヴァの栄枯盛衰を勝手にアナリティクス 1996-1997

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【新世紀エヴァンゲリオン】エヴァの栄枯盛衰を勝手にアナリティクス 1994-1996 - ねこあし@グレイプニル

1996年6月3日

三鷹市水道局事件

三鷹市水道局で毎年行われていたアニメキャラクターを使ってのポスターに、1996年度は貞本義行書き下ろしの綾波レイが使われたが、これが当時のパソコン通信などで話題となり、高値で取引された。

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6月3日、JR三鷹駅南口は異様な熱気につつまれていた。いかにも怪しげな人間達が、ある所では一、二人、ある所では十数人単位のグループで何かを待っているかのように、群がっていたのだ。側を通る三鷹市市民達も、何やら尋常では無い雰囲気を感じてはいた。

「もしかして、またアニメの下敷きとか配るんじゃないかしら。それにしても今回は凄い人ねぇ」(笑)。昼を過ぎた頃、彼らの何人かが南からさらに100m位行った所で人だかりのある事に気がついた。

「あそこだ!あっちで配ってるぞ!!」(笑)その声を聞くや、周囲にたむろしていた大勢の人間達が、一斉にスタートダッシュを切った。物凄い勢いで走り出すオタク集団達。かれらの目指す場所では、何やらお祭りの縁日のように、三鷹市のおじさんおばさん達が何かの入っているビニール袋を配っていた。そこへ猛ダッシュで押し寄せる。

「君は整理券持ってる?」「持ってません」「君は」「持ってません」どうやら、当初は整理券を配布して一人一枚ずつ配ろうとしてたようなのだが、あまりの人数が殺到した為に結局うやむやになってしまい、整理券は途中で紙屑同然となり、終いには一人で3~4袋持って行く輩も出始めた。「ホラホラ、一人一つまでだよ。それ以上は没収だよ!」

この紙袋こそ、悪名高い「三鷹市水道局の綾波レイ下敷き」の入っている紙袋であった。ひとしずくの自然を大切に、という言葉と、川辺に立って振り向いている浴衣姿の綾波レイの絵の書かれた下敷きである。この中には他にも石鹸や入浴剤、いかにも同人臭い絵柄の、節水を呼び掛けたチラシなどが入っていた。既に前日よりパソコン通信では情報が出まわっており、都内から近県までのオタク共が大挙して三鷹駅へやって来ていたのだ。三鷹市は前々から何度かこういう事をやっていたが、今回の騒動は凄まじい物で、下敷きを配っていた大通りは飽和状態となり、商店街の人達もこの異常な騒ぎに何事か?と大勢顔を出して見ている始末。

地元住民を震え上がらせたオタク集団、それだけでは返らない人間達が出てきた。夕方になっても一向に何人かのオタク共は帰ろうとしない。彼らは今回配られた下敷きと同じ絵柄の、今度はポスターを狙っていたのだ。これはネットに流された情報では6月4日に配る予定だったのだ。その為、彼らは徹夜の準備もバッチリして来た(笑)。これは結局、三鷹市側の配慮で、前日に整理券を彼らに配り、退散させた。三鷹市民が肝を冷やした一日であった。だが、騒ぎはこれでおさまらなかった。

次の日の朝、三鷹市水道部の人間が出勤すると、市役所の中に貼られていたポスターが盗まれていたのだ。当初、警報も鳴らさないとはプロの手口か?(笑)と思わせたが、どうやら三鷹市役所所員を装い、朝早くに裏口から入って盗んで退散したもののようだ。

この日以降、三鷹市役所には「綾波レイの下敷き、ポスターはまだありませんか」という質問の電話が殺到し、通常業務に支障を来すまでになってしまった。三鷹駅にも3日の時点で既にポスターが貼られていたのだが、これはオタク集団の帰った午後には既に無くなっていたと言う。

これが、三鷹市市役所の綾波レイ下敷き(ポスター)をめぐる、一連の騒ぎのあらましである。実はこの前にも一種類の下敷きとポスターが配られていた(制服姿の綾波?)のだが、この時にはあまり騒ぎにならなかったようだ。多分、情報があまり出まわらなかったのであろう。

http://kasaya.sakura.ne.jp/nerv/kaibunsyo/kai-10.html

 

 1996年のプライズ景品のクオリティ

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現代の自分、暴走する現実記録 - bloguru

 

1997年 時期不明

本屋に、謎とき本、解読本があふれる。エヴァ本編中で語られない謎の解答を求める人が多く、”ガイナックス公式ではない”、一般書籍の死海文書、旧約聖書が平積みされている異常事態が発生。

 

深夜枠で再放送される。

旧劇場版 シト新生の公開にあわせての再放送。深夜帯にかかわらず高い視聴率を記録し、この時間帯に放送されるテレビアニメの商業的価値が注目されるようになった。結果、その後の深夜アニメの本格的な隆盛へと繋がったとされる。

ラジオなどで流行のサブカルチャーとして取り上げられるようになり、普段アニメを見ない層にもエヴァンゲリオンの名前が浸透していく。

 

1997年3月15日

旧劇場版 シト新生 公開

 前売券発売開始日の1996年11月23日には、早朝からオリジナルテレホンカード付きの前売券を購入するファンが行列を作り、一般メディアでも報道された。一説によると映画公開前には前売券は20万枚以上売れ、当時の前売券の日本記録を更新したとされる。

同日

『サタデージャングル』テレビ朝日 エヴァ特集。でも出演者は誰もエヴァを知らなかった。

同日

新世紀エヴァンゲリオン完全攻略読本(新世紀福音協会/著)三一書房

ライター4人が共同執筆。秘密結社ゼーレやネルフの正体・目的、使徒の謎、などについて分析と解明を試みる。キャラクターの背景や心理状態、人間関係についても解説。エヴァの「評論・解説本」は山のように出版されているが、中にはただ単に物語をなぞっただけのものとか、支離滅裂で記述に整合性がまったくないようなものとかも結構多い。そんな中で、この本は全体を通して優れて論理的で、非常に説得力がある。おすすめの一冊だ。「そうか、そういうことだったのか」と読んで納得できる。定価1000円(税別)。

 

1997年3月17日

庵野秀明 スキゾ・エヴァンゲリオン大泉実成/編)太田出版

庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン竹熊健太郎/編)太田出版

エヴァの監督・庵野秀明への「ロングインタビュー」と、制作スタッフらによる「庵野秀明『欠席裁判』座談会」の2つで構成された前後編シリーズ。庵野監督の生い立ち、考え方、影響を受けたもの、制作裏話などが満載。こうしたものを通じて、「エヴァンゲリオン」の作品背景と制作意図の一端を窺い知ることができる。「そうか、こういう人たちがこの作品を作ったんだね」ということを知ることができる本。どちらも定価800円(税別)

 

1997年5月26日

『笑っていいとも』フジテレビ 西村知美エヴァのビデオを貰って喜んでいた。

 

1997年7月19日

『THE WEEK』フジテレビ ジャパニメーション特集。庵野秀明宮崎駿のインタビュー。

同日

ハンマープライス』フジテレビ 6月14日に収録されたもの。シト新生のフィルムを3カットとアフレコ台本、1/1綾波をセットでオークション。しかし、この番組はエヴァをあまり理解していないらしく誤植とかしていた。

エヴァを特集した雑誌・新聞・テレビより引用

 

1997年7月19日

旧劇場版 Air/まごころを君に 公開

興行収入45億円突破 

キャッチコピーは「だから みんな、死んでしまえばいいのに…」「では、あなたは何故、ココにいるの?」「…ココにいても、いいの?」

上映前は遂にエヴァの本来の結末が見れると云う事で異様な熱気でした。

特に「Air/まごころを、君に」を前に公開された「シト新生」では25話「Air」の途中で終わった(量産機が出てきた所)ので蛇の生殺し状態だったので嫌がうえでも期待感が高まってた印象があります。

そして映画が上映。前半は予想通りと云うか登場人物が次々と命を落としていく様に皆、息を殺してスクリーンに釘付けでした。

ただアスカの死に様は流石に予想以上だったので途中で席を立つ観客も居ました。

次の26話は御存知の通り物語の展開が許容範囲を越えて意味不明になった事だと思います。

放送当時、賛否両論だったTV版のラスト2話を作り直した筈の映画が更にグレードアップされた内容になってたので映画の感想よりは「おいおい。また叩かれるぞ」と余計な心配をしながら観てた記憶があります(笑)。

そして「気持ち悪い」で終劇。

一斉に場内が明るくなりましたが館内に居る人は暫く席を立つ事が出来ず皆、無言でした。

聞いた話では庵野監督がエヴァブームに嫌気をさしてブームを終わらせる為に作ったとも言われてますが成功だったと思います。

そうあの映画はエヴァの葬式だったのです。映画を観た人に多くのトラウマを残して。

映画の途中でEDロールを入れてラストシーンを見た観客に気持ちの整理をさせないまま映画館を出る事を強要させていて明らかに意図的な演出でしたね。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1178980971

 当時エヴァを追いかけていたファンの『まごころを君に』の感想はだいたい似たようなものでした。

ポカーン。おいてけぼり。すっきりしない。

個人的にはEDに使われている「Komm, süsser Tod〜甘き死よ、来たれ」が印象に残りました。

記事は読まなくてもいいのでこの曲は聞いてって欲しいっ!


CR新世紀エヴァンゲリオン 使徒、再び 『甘き死よ、来たれ』 - YouTube

最初のブームの山場がこの映画だったと思います。

 

1997年7月26日

ザ・スクープテレビ朝日 エヴァ現象について。庵野監督インタビューもあり。

同日

『未来潮流』NHK教育 「リアルとは何か」。庵野監督インタビューもあり。

 

1997年8月14日

タイトル不明  NHK総合(北九州のみ) 庵野秀明監督が語るエヴァンゲリオン

 

1997年9月下旬

カルビーポテトチップス 第1次中間報告

全72種 52円(税抜)

食品のおまけという点では初のエヴァカードです。 ポテトチップスの袋の裏側に緑色の袋に入ったカードが貼り付けられていました。東北地方では10月上旬まではコンソメパンチ22gでしたが、下旬頃からはうすしお味24gに変更されてた。

 

1997年9月30日

クローズアップ現代NHK総合 日本のアニメについて

 

1997年12月15日

ぼくの命を救ってくれなかったエヴァ

切通理作/編・著)三一書房

新世紀エヴァンゲリオン」にハマった気鋭の若手評論家たちを執筆者に迎え、エヴァ現象や世間をにぎわしたエヴァ論に、批評と分析を加えた一冊。オウム真理教酒鬼薔薇事件にまで批評の対象範囲は広がっていく。癖のある論客陣が勝手気まま、縦横無尽に言いたい放題の限りを尽くすのだが、深く考えさせられる視点もあれば、思わず首を傾げたくなるような指摘もあって、それなりに刺激される本である。謎解き本ではない。執筆者は、切通理作宮崎哲弥、村瀬ひろみ、PANTA、村瀬百郎、丸太祥三の各氏。定価1800円(税別)。

 

1997年12月27日

『藤井流』TBS 藤井フミヤの番組。庵野監督出演

 


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