【ナルト終了で空いた椅子の取り合い】漫画家にとってチャンスかピンチか。斜陽産業に属する、いち零細企業の、いちサラリーマンの転職問題として考える。

NARUTO―ナルト― モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

週刊少年ジャンプ電子書籍化に踏みきった。日本一売れていた、あのジャンプがだ。

参考リンク:少年ジャンプルーキー(はてな

【未来予想図Ⅲ】僕らが夢みた電脳世界は業界破壊を生み出すことに『あの時』、気付いていただろうか - ねこあし@グレイプニル

ドラゴンボール幽遊白書スラムダンクなど、第二次ジャンプ黄金期をリアルタイムで体験していた私としては出版業界の悲鳴が生々しく聞こえる。

今、ジャンプでコンスタントに売れている漫画は『ワンピース』しかないと思う。単行本の売上はもちろん、キャラクター版権の莫大な収益は集英社の命運を握っている。しかしだからと言って、売れているから面白いのか?と言ったらそんなことはない。

信者に叩かれそうだが『ワンピースは我慢しないと読めないレベル』といった中川翔子に強く共感する。つまんね。

他にジャンプの屋台骨を支える漫画が出てこないという、致命的な問題をかかえながらも、利益を確保するためゴリ押しせざるを得ない集英社。そこに冗長して、やりたい放題の尾田栄一老(害)は出版業界の敵としたほうがよい。

 

こう考えればいい。

グーグルの躍進によって、世界的に『コンテンツは基本無料(Youtubeなど)』という大変化があった。日本もコンテンツの価格破壊に巻き込まれ、ユーザーはネットに流れた。

重要なポイントとして、無料化の波が押し寄せて来た時点では、ユーザーの趣味に使える時間(有限)がネットに奪われたのであって、コンテンツの品質が奪われたのではない。ということ。

それからしばらくして、ネット以外に趣味の時間をさけない以上、書籍を買っても読めないなら買うだけ無駄とするライトユーザーが出て来た。しかも、書籍の内容はネットにすぐアップロードされる始末。

結果、ここで品質の劣化していく悪循環が生まれた。

 

そして、何年かまえに経済用語で流行った言葉がある。

選択と集中

出版業者も宣伝費(プロモーション)にかけられる予算には限界があり、そく売上の見込めなさそうな漫画には経費をおおくかけることはできない。逆に一点ゴリ押ししてでも、すでにある漫画のブームを継続させなければ会社の存続にかかわる。

これが、ワンピースと集英社の姿である。つまらない。

 

この一点集中の宣伝営業の、もっとも害するところは新人の芽を摘んでしまうことだ。作品を外に出せる場が小さくなる。読んでくれる読者に出会える可能性がどんどん少なくなっていく。会社の規模が密接に漫画家の認知度にかかわっている。

ブログやSNSをやっている人はわかると思うが、作品を作っても何も反応がない。というのが一番つらい。はてなの中にはアクセス集められないけど、面白いブログはある。私は知っている。)彼ら漫画家はその発表の場さえ、経営のためゴリ押しせざるを得ない漫画に奪われているのだ。

だから作家は書籍媒体から、電子媒体に移る。

 

 やっと本題。【ナルト終了で空いた椅子の取り合い】について。

私は、集英社は落ちぶれていくと思う。

むかしエイベックスという音楽会社があったが、同じ没落の道を進んでいくでしょう。

知らない人ようリンク

エイベックス・グループ - Wikipedia

それで、漫画家さんはナルト終了で空いた枠をチャンスと見てるのかな?ってはなし。

「船が沈みそうにナルト、ねずみが一番はやく逃げ出す」

会社の飲み会で教えてもらったことがある。

経営の悪化の際、嗅覚の優秀な人材は敏感に機微を感じ取り生き残る、という意味だそうだ。

現状の出版業界にみきりをつけている作家さんは多くなってきているし、漫画家も例外ではないと思う。

その時に、転職の武器になるものは人脈、成績、能力でだいたい一般社会と同じだけど、漫画家は潰しがきかないのが大きくちがう。

だって、あの人たち漫画しかかけないんだよ。(ほめてんだよ)

普通の仕事探すか、アダルト、二次創作に流れこむしかないじゃん。作品つくって食べていくには、基本2択しか選べる道ないんだ。

いやまて、第3の道があるって気付く。

電子書籍でだしちゃえばいいじゃん。」

中二的にいうと因果の逆転現象がおこる。ネットに作品を発表する場を奪われながら、今度は逆に与えられる。うまく世の中ってまわっている。

『少年ジャンプで連載をもつのは漫画家にとって名誉』なことだと思う。でも、それにしがみつくのか、諦めるのかは転職経験があると、わりかしリアルに感じられた…。

 

ツイッターで最近、漫画家の転職についてのつぶやきが拡散しました。以下、コピー。

漫画家やめたい

子供の頃からの夢だった漫画家。
35になった今、ホント割にあわねーなって思う。
好きで選んだ道だけど
こんなに割に合わないとは思わなかったよ。

ジャンプですら今や新人単行本初版は3万。
短期打ち切りだと3巻で9万。
360万だよ、印税。

必死こいてあらゆる新人と戦って勝ち抜いて、
1/10000とも言われる連載権勝ち取って。
それで360万。

景気の良かった20年前なら
3巻打ち切りでも1巻10万、30万部出たから
1200万持って帰れた。

最悪でもそれならまぁ、頑張る価値はあったと思う。
1000万あれば飲食店だって開ける。
でも今や360万。

馬鹿じゃねーの。

痛いニュース(ノ∀`) : 35歳漫画家 「漫画家はすき家バイト以下の職業。やめたい」「騙される若者も減った。だから芽が出ない」 - ライブドアブログ

 漫画描いてもお金にならないとか、泣きごと綴ってあるので、あまり好きにはなれないが、一言いってやれるとしたら。『誰も読んでくれない漫画を描きつづけるむなしさ』があるならば、面白さと価格は必ずしも比例しない。人のせいにして自分のやってきたことを否定するな、と。

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ご閲覧ありがとうございましたっ。